【体験談】AIで旅のしおりを作る方法|ChatGPTとClaudeで作って実際に旅してきた


旅行の計画って、好きだけど…正直けっこう大変じゃないですか?

お店の営業時間を調べて、電車の乗り換えを確認して、移動時間を計算して、行きたい順に並べて…。気づいたら半日かかっていた、なんてことも。

そんな「旅のしおり作り」が、AIを使ったら本当にラクになりました

実は先日、わたしはChatGPTで松本旅行のしおりを作って、それを持って実際に松本へ行ってきました。一緒に行った友人にも「予定が立てやすい!」と好評で。さらに今は、Claudeでもっと完成度の高いしおりを作って、7月の広島旅行の準備をしているところです。

「AIって便利そうだけど、何に使えばいいか分からない」——わたしも正直そうでした。でも、旅のしおり作りは、AIを使い始める”はじめの一歩”にぴったりだったんです。

この記事では、AIで旅のしおりを作る手順を、実際に作ったしおりと体験をまじえて全部お見せします。**コピペで使えるプロンプト(AIへのお願いの仕方)**も置いておくので、ぜひ次のお出かけで試してみてください。

ちなみに、この旅のきっかけは映画『国宝』でした

今回の松本旅、きっかけは映画『国宝』。すっかり感動して、友人と“国宝つながり”で「国宝のお城をめぐろう!」と意気投合したんです。お花見を兼ねた彦根城に続いて、2城目が松本城でした。

天守閣にも登りましたが、階段が急なこと急なこと…アラ還のわたしたちには、なかなかハードでした(笑)。でも、登りきった天守閣から見た景色は最高! そんな旅の計画づくりを助けてくれたのが、AIで作った「旅のしおり」だったんです。

松本城(黒い天守)

目次

そもそも「AIで旅のしおり」って何ができるの?

ひとことで言うと、行き先と日数を伝えるだけで、旅の計画表をまるごと作ってくれるんです。

たとえばわたしが実際に作ってもらったものには、こんな内容が入っていました。

  • 旅のポイント(見どころ・ベストシーズン)
  • 出発地からのアクセス(新幹線と高速バスの料金・時間の比較)
  • 松本城まで歩いて行けるホテルの候補
  • 1日ごとの時間つきスケジュール(移動時間や入場料まで)
  • 持ち物リストと注意点
  • ご当地グルメやおすすめのお店

ゼロから自分で調べて組み立てる必要がなくて、「たたき台」が一瞬でできるのがいちばんの魅力です。

ChatGPTで作った松本旅行のしおり。アクセスや宿の比較まで入っています

AIで旅のしおりを作る 3つのステップ

やることは、たったの3つです。

  1. プロンプト(お願いの仕方)で、行程のたたき台を作る
  2. 出てきた内容を、自分好みに調整する
  3. 見やすく清書する(必要なら)

順番に見ていきますね。

【ステップ1】AIに「しおりのもと」を作ってもらう

作り方は2通りあります。わたしが普段使っているのは、①AIとチャットでおしゃべりしながら作る方法です。

① チャットでおしゃべりしながら作る(わたしのおすすめ)

いきなり完璧なお願いをしなくて大丈夫。まずは気軽に、こんな一言から始めます。

「明日、女子旅で松本城に行きます。松本城周辺のおしゃれなカフェや、美味しいランチ・夕食のお店を教えて」

すると候補を出してくれるので、「いいね、じゃあ1泊2日のスケジュールにして」「持ち物も教えて」と、会話を続けながら少しずつ形にしていきます

おもしろいのが、こちらから頼まなくても、AIが**「持ち物リスト」や「気をつけること」を気を利かせて提案してくれる**こと。「あ、それも必要だった!」という気づきが何度もありました。

② 最初から条件を全部伝える(時短版)

「やりとりは面倒、一瞬で作りたい」という人は、最初から条件をまとめて伝えればOK。下のプロンプトをコピーして、◯◯を自分の旅に置きかえて貼るだけで、一気にしおりが完成します。

あなたはプロの旅行プランナーです。以下の条件で、旅のしおりを作ってください。

- 行き先:◯◯
- 出発地:◯◯
- 日程:◯月◯日〜◯日(◯泊◯日)
- 人数:◯名
- 目的・興味:お城めぐり/グルメ/温泉 など
- 予算感:1人あたり◯円くらい

【しおりに入れてほしい項目】
1. 旅のポイント(見どころ・ベストシーズン)
2. 出発地からのアクセス(時間・料金、複数ルートの比較)
3. 宿泊先の候補(立地・料金の目安)
4. 1日ごとの時間つきスケジュール(移動時間・入場料も)
5. 持ち物リストと注意点
6. おすすめのお店・ご当地グルメ
7. 予約しておくことのチェックリスト

時間に余裕のある、現実的なスケジュールにしてください。

これを送るだけで、びっくりするくらいちゃんとしたしおりが返ってきます。

おまけ:地図まで作ってもらえる

広島のしおりを作ったときは、「余白があるので、分かりやすい地図も作って」とお願いしたら、宮島からホテルまでのルートマップまで作ってくれました。文章だけでなく、図や地図まで出せるのは本当に便利です。

「地図も作って」とお願いして出てきた、広島しおりのマップページ

【ステップ2】出てきたしおりを「自分仕様」に直す(ここが大事!)

AIのしおりは便利ですが、そのまま鵜呑みにしないことが大切。実際に使ってみて分かった、直すべきポイントはこの3つです。

① 営業時間・定休日は必ず自分で確認

AIは、お店の営業時間や定休日を間違えることがあります。「行ってみたら閉まっていた」を防ぐため、気になるお店は公式サイトやGoogleマップで最終確認を。

② 移動時間は「盛りがち」なので余裕を

スケジュールがぎゅうぎゅうになっていることがあります。Googleマップで実際の移動時間を見て、少しゆったりめに直すのがおすすめです。

③ 「本当に行きたい場所」を足す

ここが、AIしおりの一番いいところかもしれません。

実はこの旅、2日目はわたしがどうしても行きたかった上高地に変更しました。でも松本から片道1時間半。「時間がかかるし、無理かな…」と、友人も最初はあきらめ気味でした。

そこでAIに相談して、上高地のルートをいくつか出してもらったんです。その中から「大正池から河童橋までの約1時間コース」を選んだら、ちゃんと時間内に収まって、実現できました。

行ってみたら、本当に大正解。この時期にしか見られない、新緑と残雪の穂高連峰のコントラストが息をのむ美しさで、心も体もリフレッシュ。熊よけの鈴をつけた人が多くて、その澄んだ鈴の音が、景色と一緒に今も心に残っています。最初は乗り気でなかった友人も「予想以上に良かった!」と感動していました。

AIの「たたき台」があると、こんなふうに自分の『行きたい』を、現実的なプランに落とし込むのがすごくラク。ゼロから組み直す必要がないんです。

上高地の遊歩道。新緑のなかをのんびり歩きます

ChatGPTとClaude、両方で作ってみた正直な比較

「どのAIで作ればいいの?」とよく聞かれるので、実際に両方で作ったわたしの正直な感想を。

ChatGPT(松本のしおり)Claude(広島のしおり)
完成度十分実用的。これで実際に旅できたマップや比較表まで入って、より作り込まれていた
作りやすさ簡単簡単。むしろこちらの方が手間が少なく感じた
向いている人まず気軽に試したい人しっかりしたしおりを作りたい人

結論:どちらでも、ちゃんと使えるしおりが作れます。

初めてなら、まず今使っているAIで気軽に試してみるのがおすすめ。わたしの場合は、こだわって作り込みたいときはClaudeの方がしっくりきました。広島のしおりは、宮島から広島湾ホテルへの地図や、移動手段の比較表まで自動で作ってくれて、正直「ここまでできるんだ」と驚きました。

しおりを「見やすく」清書する

AIが出してくれた文章のままでも十分使えますが、もっと見やすくしたいときは、こんな方法があります。

  • PDFにして保存:オフラインでも見られて、旅先で電波が悪くても安心
  • Canva:テンプレートに流し込むと、可愛い冊子風に
  • スマホのメモやNotion:友人と共有するのに便利

わたしは、PDFにしてスマホに入れておくスタイルが一番ラクでした。PDFなら友人とも簡単に共有できて、「ここ行きたい」「この時間どう?」と案を出し合えたのも、すごく助かりました。

旅をもっと快適にする「持ち物」の準備

しおりができたら、あとは持ち物。実際に旅して「これは必要!」と感じたものを表にまとめました。

持ち物なぜ必要?
モバイルバッテリー写真をたくさん撮るので、ないと一日もちません
ポケットWi-Fi・eSIM知らない土地ほど地図やお店を調べるので、通信があると安心
歩きやすいスニーカーお城や神社は、とにかく階段が多いです
羽織りものライブ会場や資料館は冷房が強めなことも

(このあたりの「旅の便利グッズ」は、別の記事で詳しく紹介していきますね)

こんな旅にも使える!しおりの応用アイデア

AIしおりは、いろんな旅に応用できます。わたしが実際に作ったのは、こんな旅でした。

旅のタイプわたしが作った例
お城めぐりの旅松本城(国宝)を中心に
聖地巡礼の旅藤井風さんの里庄町巡礼(広島のしおり)
家族旅行・女子旅みんなの「行きたい」をひとつにまとめて
日帰りのおでかけ京都府立植物園のバラさんぽ(旅行じゃなくてもOK!)

テーマを決めて頼むと、それに合ったしおりにしてくれます。京都植物園のバラさんぽのしおりは、友人にも大好評で、自分でも「まるで旅行会社みたい」と思わずニンマリしてしまいました。

京都府立植物園のバラさんぽのしおり。日帰りでもこの完成度です

ちなみにわたしは、松本(1作目)→ バラさんぽ(2作目)→ 広島(3作目)と作るうちに、どんどん上手に作れるようになりました。最初から完璧じゃなくて大丈夫。作るほど慣れていきます。

そういえば、こんなこともありました。広島旅行の帰り道、藤井風さん推しのわたしのために、友人が「少しの時間でも、風さんの育った町に寄ろう」と言ってくれたんです。嬉しくてその場でAIに聞いてみたら、里庄町の聖地巡礼スポットをいくつも回ってくれるタクシー会社を紹介してくれました!自分では知らなかった場所まで教えてくれて、「AIって、本当に凄い…」と思わず唸ってしまいました。

よくある質問

Q. 無料でできますか? A. はい、ChatGPTもClaudeも無料の範囲で作れます。

Q. スマホだけでできますか? A. できます。アプリでもブラウザでもOKです。

Q. 英語が必要ですか? A. 不要です。日本語でそのままお願いできます。

まとめ

旅のしおり作りは、AIを使うと驚くほどラクになります。

  1. プロンプトでたたき台を作る
  2. 営業時間・移動時間を確認して、自分の「行きたい」を足す
  3. PDFなどで見やすく清書する

大事なのは、AIのしおりを「完成品」ではなく「たたき台」として使うこと。最後にひと手間かけて自分仕様にすると、旅がぐっと楽しく、スムーズになります。

まずは次の週末の小さなお出かけで、試してみてくださいね。よい旅を!🌤️